
■2026年 青森県スギ花粉飛散直前予測(青森県花粉情報研究会発表)
1.総飛散数の予測
2025年秋に県内各地のスギ林で調査した雄花の着生状況からすると、全域で例年より多い飛散となると予測されます。
特に昨年飛散が少なかったむつ市では、平均の約2倍と記録的な飛散になる可能性があります。
八戸市は計算値では平均~やや多いと予想されますが、例年も飛散数が多い地域であるのに加えて、八戸周辺の田子町や五戸町などの雄花の着生状況が極めて高いので、八戸市の飛散数は計算値よりもかなり多くなる可能性がありますので、ご注意ください。
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青森市 |
八戸市 |
弘前市 |
むつ市 |
五所川原市 |
2026年の予測値 (計算値) |
10,000~13,000 (10,497) |
10,000~13,000 (10,231) |
9,000~12,000 (9,069) |
5,000~6,500 (5,451) |
4,500~6,000 (5,005) |
| 2025年の飛散数 |
585 |
3,962 |
1,999 |
426 |
674 |
| 過去10年の平均 |
5,863 |
9,343 |
5,458 |
2,785 |
3,371 |
| 平均値との比 |
179% |
110% |
166% |
195% |
148% |
(ダーラム型花粉捕集器 1平方センチ当たりの花粉数)
2.飛散パターンについて
飛散開始時期は、1~3月の花粉飛散時期の直前の気温に左右されます。暖冬の年は3月上旬から、寒さが厳しい年は3月下旬に飛散開始となります。
特に降雪も少ない暖冬では2月中に花粉が観測されることもあります。また、花粉飛散が多い年は予測よりも早い時期から花粉飛散がみられることがあり、実際の飛散状況については「青森県花粉情報研究会」のホームページをご参照いただければ幸いです。
ピーク期は3月下旬から4月中旬で、5月上~中旬には、飛散が終了する見込みです。
地域別の飛散状況の詳細は、青森県花粉情報研究会のホームページに掲載しています。[青森県花粉情報研究会]で検索をかければアクセスできます。
2026年1月下旬ごろからHPの更新を行っておりますので、どうぞご利用下さい。
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■ スギ花粉飛散観測値 (単位:個/cm2)
※スギ花粉飛散観測値の見方 毎日のスギ花粉飛散観測値の累積である「総飛散数」が、今シーズンの「予想飛散総数」の数値を超えた頃から、スギ花粉の飛散
が落ち着きます。
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【注意】
スギ花粉飛散数とは、ダーラム型花粉捕集器により、24時間で1cm2当たりに観測されたスギ花粉の個数をいいます。 |
■ スギ花粉マメ知識
| スギ花粉がよく飛ぶ日 (こんな日はスギ花粉に注意!) |
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・ 強風または暖かい風が吹く日 |
| ・ 湿度が低く乾燥した日 |
| ・ 気温が高い晴れまたはくもりの日 |
| ・ 雨上がりの翌日よく晴れて風の強い日 |
■青森県スギ花粉情報の報告(青森県花粉情報研究会発表)
1.2025年 青森県における地域別のスギ花粉飛散結果(ダーラム型花粉捕集器:個/cm2)
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青森市 |
八戸市 |
弘前市 |
むつ市 |
五所川原市 |
| 初観測日 |
3月20日 |
2月 4日 |
2月 3日 |
3月10日 |
3月11日 |
| 飛散開始日 |
3月20日 |
2月17日 |
3月 9日 |
3月10日 |
3月11日 |
| 本格飛散開始日 |
3月21日 |
2月28日 |
3月11日 |
3月21日 |
3月12日 |
| 最高飛散日 |
4月 6日 |
3月26日 |
3月26日 |
3月12日 |
3月24日 |
| 最高飛散数 |
70個 |
737個 |
209個 |
66個 |
64個 |
| 最終飛散日 |
4月27日 |
4月27日 |
4月26日 |
4月16日 |
4月25日 |
| 総飛散数 |
585個 |
3,962個 |
2,052個 |
396個 |
674個 |
初観測日:初めてスギ花粉が観測された日
飛散開始日:1個/cm2以上の花粉が連続2日以上観測された最初の日
本格飛散開始日:10個/cm2以上の花粉が連続2日以上観測された最初の日
飛散終了日:0個/cm2が3日連続した前日
2.初観測日および飛散開始日
2月初めに気温が高くなった日があり、そこで八戸市や弘前市で初観測となりました。八戸市は2月17日に飛散開始となっています。
その後は気温が下がりましたが、3月9日頃から気温が上昇し始め、3月9日に弘前市で飛散開始、3月10日むつ市、3月11日五所川原市、3月20日青森市で初観測および飛散開始となりました。
八戸市と弘前市の初観測は平年よりも早めでしたが、他はおおむね例年通りでした。
3.飛散のパターンと一日当たりの最高飛散数
今年は3月20日頃に気温の上昇とともに飛散数が増加し、ピークを迎えましたが、3月下旬に気温の低下や降雪があったためか花粉の飛散は増えることなく、そのまま減少傾向となり県内全域が4月中旬~下旬と例年よりも早めに飛散終了となりました。
最高飛散数は八戸市で737個、弘前市で209個でしたが、他の地域では70個以下と1日の飛散数も少なく、ゆるやかな飛散となりました。
4.飛散終了日
むつ市が4月16日、五所川原が25日、弘前市が26日、青森市と八戸市が27日飛散終了となりました。例年よりも早めの飛散終了でした。
5.総飛散数
青森県花粉情報研究会では、青森市4,500~5,500個、八戸市9,000~10,0000個、弘前市4,500~5,500個、むつ市300~1,300個、五所川原市2,500~3,500個の飛散と、平均の70~90%、むつ市では15%で少なめと予想しておりました。
実際の各地の花粉総飛散数は青森市585個、八戸市3,962個、弘前市2,052個、むつ市396個、五所川原市674個でした。
いずれも過去10年の平均の10~40%で、むつ市は予想の範囲内でしたが、他は予想よりもさらに少ない飛散数となりました。
過去の飛散データはこちらへ
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